気・血・水とは?
私たちの身体を漢方的な視点で見ると気・血・水の3つの要素で構成されていると言われています。
気・血・水のどれかが不足したり、流れが滞ると身体の不調が起こります。
「 気 」
人間の生命を維持するエネルギーで、気力や元気の源です。
気が滞ると、息が苦しい、眠れない、抑うつなどの症状をきたしやすく、長く続くと自律神経の乱れにつながりやすいです。
「 血 」
血液のことです。
血液の具体的な働きは、全身に栄養や酸素を供給することです。
血液が滞って古い血液がたまった状態のことを「瘀血(おけつ)」と呼び、慢性的な肩こりや腰痛、頭痛など、痛みの原因にもなります。
血液の流れがよい人は、顔色が良く、 筋肉が充実し、皮膚と毛髪にもつやがあって、肢体の関節活動も機敏です。
「 水 」
リンパ液、汗、涙や胃液などの消化液など、血液以外の体液のことです。
体の内外への水分の代謝や、老廃物の排出を行います。
また、臓器や関節をスムーズに作用させる潤滑油の作用があります。
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